はじめまして。株式会社ディーメイク取締役、そしてMKDTグループ代表の中村彰宏です。
2024年にドバイ、2025年6月にインドネシアと、海外拠点を立ち上げてきました。今、このブログ「MKDT Insights」を通じて、グローバル経営のリアルや、日々の試行錯誤を気楽に綴っていこうと思います。なぜ海外なのか?そもそもなぜ経営者がわざわざブログを書くのか?まずはそのあたりから、お話しさせてください。
01日本だけじゃリスクが高すぎる
私は新卒で大手SIerに入社し、エンジニアとしてキャリアをスタートさせました。壮大なプロジェクトに携われた一方で、強く感じたのは「自分のキャリアは会社の都合で決められる」という現実でした。
希望する開発業務ではなくテスト業務ばかりが続き、危機感を覚えて専門学校に通い直し、転職を重ねました。その後、中堅SIerでプロジェクトマネージャーとして高い評価を得ましたが、現場を離れた途端、また経験の浅い案件を打診される。その繰り返しに、私は「選ばれる側」ではなく「自分で選ぶ側」に立つことを決意し、2015年にディーメイクを設立しました。
独立後、会社は順調に成長しましたが、経営者として次第に気づいたことがあります。それは、日本国内という単一市場だけに依存することのリスクです。
言語、通貨、法規制、税制、そして市場そのもの——すべてが「日本だけ」に集中している状態は、経営者としてはあまりにも選択肢が少ない。だからこそ、私はグローバルに拠点を分散させることを選びました。
02ドバイとインドネシア、そこで見えたもの
ドバイは2024年、インドネシアは2025年6月に拠点を開設しました。正直に言えば、教科書には載っていない苦労も多くあります。各国のビジネス文化の違い、現地パートナーとの調整、為替リスクへの対応——すべてが試行錯誤の連続です。
しかし、その一方で見えてきたのは、圧倒的な可能性でした。
ドバイは中東・アフリカ市場へのゲートウェイであり、税制面でも非常に魅力的です。インドネシアは若く優秀な人材が豊富で、AIやシステム開発の領域において日本では考えられないスピード感で事業を展開できます。
「日本品質×海外×AI」のハイブリッド戦略
私たちが目指しているのは、日本の緻密な品質管理をベースに、海外の豊富なリソースとスピード、そして最先端のAI技術を掛け合わせる戦略です。これにより、「高品質なのに早い」「コストを抑えつつ最先端」という、従来は矛盾していた価値を同時に実現できると考えています。
そして何より、私がこの海外展開で実現したかったのは、社員やエンジニアたちに「日本以外で働く選択肢」を提供することです。
若い世代が「海外で仕事をしたい」という健全な欲を持ったとき、それを具現化できる環境を整える。それが私の責務だと感じています。ドバイやインドネシアで実際に働けるインフラを創ること。それは単なる理想論ではなく、実際に動き始めているプロジェクトなのです。
03このブログで共有していきたいこと
このブログでは、グローバル経営のリアルを気楽に綴っていくつもりです。成功だけでなく、失敗や試行錯誤も含めて。
たとえば、海外拠点でのビジネス文化の違い、AIサーバーやVDI(仮想デスクトップ)レンタル事業の立ち上げ、現地人材の採用と育成、そして技術と実物資産を掛け合わせた経営戦略など——。
肩肘張らず、今考えていることや実践していることを自然体で共有していきます。そして、同じように「選択肢を増やしたい」と考えている方々と繋がり、もしかしたら新しい事業や協業のきっかけが生まれたら、それは嬉しいことです。
これから、いろいろと綴っていきます。